カテゴリ:製本教室( 9 )

『マッピー』用ボーダー

4月からのルリユール教室のお知らせ

今年は、数名の生徒さんが「我が輩は猫である」のルリユールに取り組んでいます。厚い本なのでデザインをどうするか工夫が必要です。
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教室は、今まで通りの曜日と時間に開講しております。
月2回の水曜日、土曜日
13:30~17:30pm
内容)
・ルリユール基礎講座
 基本的な本の作りを理解するために、文庫本の改装、ハードカバーの糸綴じのノートを2冊作ります。ご希望により、ロング・ステッチ製本、フランス装、リンプ・ヴェラム装なども受講していただけます。

・ルリユール講座
 ブラデル製本
 革装丁のルリユール
 製本するための本をご用意ください。

受講希望の方は随時見学を受け付けておりますのでお問い合わせください。
mail:fichi*axel.ocn.ne.jp(お手数ですが、*を@に変えてください

by atelieralde | 2016-03-06 16:59 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

夫婦函Workshop

本の函を作るワークショップをしました。本にぴったりの保存箱が完成しました。
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by atelieralde | 2014-10-23 23:38 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

ルリユール講座 綴じ付け製本

下準備の続きですー
大変苦労したNさんの本ですが、テキストの版面を合わせて、天から等幅に切りそろえ、プラシュールが完了しました。プレス後に化粧裁ちをして、これでやっと製本作業にとりかかれます。

なお、この本は、版面を合わせて天を揃えますが、すべてのページを切り揃えないやり方もあります。この別の方法を「天のテモワン付きの処理(tête avec témoins) と呼びますが、これは折り丁ごとに、天のマージンを揃える方法です。説明するのはとてもややこしいのですけど、アンカットのフランスの本では、このような処理をした方がよい場合もしばしば生じます。(これについては実例とともに後日説明したいと思います)

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by atelieralde | 2014-10-03 11:26 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

ランゲット製本

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ランゲット製本

折り丁が少ない場合や、各折り丁の厚さが著しく違う場合など、伝統的な製本方法では作りにくい場合でも製本することができます。
各折り丁を「足」とともにかがり、「足」同士を接着することで組み立てます。

by atelieralde | 2014-09-13 13:24 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

ルリユール講座 

ルリユール講座 
 下準備の3ーサイズの違う折り丁が含まれる場合(Nさんの本のケース)

右の折り丁は、この本の「書評」が一折にまとめられ、同じ本の中に綴じ込まれています。困ったことにサイズが天地で10mm程度、小口は2,3mm程度小さく、これでは製本できません。
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このような場合は、大変面倒ですが、天地にコンブラージュ・フィックス(comblage fixe )で穴埋めをします。
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方法)
紙を二つ折りにした細い足をつけ、その足部分に足らない大きさの紙を和紙片で仮貼りしておきます。
仮貼りされた方の紙(comblage mobile)は、本が仕上がった際(タイトルまで完了した時)に取り除きます。やや大きめに作っているので、前小口の飛び出している部分は、化粧裁ちの際に揃えるようにします。
この本の場合は、一つの折り丁だけが他の折り丁と比べてサイズが小さい、というケースですが、折り丁に含まれる紙がそれぞれ大きさが極端に違う場合も、コンブラージュ・フィックスあるいはモービルを付けることになります。
必要となる目安としては、天地は4mmi以上の差がある場合、前小口の方は甘めに考えてよいので、7,8mmの差を目安にします。前小口は、本文紙にコンブラージュ・モービルをダイレクトに和紙片で仮貼りします。

by atelieralde | 2014-08-03 18:04 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

ルリユール講座 スリップケースのワークショップ

ワークショップ形式でスリップケース(仏語では「エチュイ」)を行いました。
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          生徒作品

by atelieralde | 2014-04-17 08:08 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

ルリユール講座 とじつけ製本

下準備) 続き

タイトルページをめくった次のページ(右側・奇数ページ)には版画・挿絵が入っています。
通常、挿絵は、奇数ページにオモテになるように配置されます。この奇数ページのオモテ面はBelle page(良いページ)と呼ばれます。
別紙で版画が挿入されていれば、和紙の足をつけて貼り込みます。オモテ向きに配置されている場合とウラ向きに配置されている場合がありますが、いずれも版画のオモテではなく、ウラに糊付けするようにします。
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折られてかぶせられていたカバーは、背タイトルの部分から2つに切り離し、オモテ側になっていた部分は、第1折りに和紙の足をつけて貼り合わせます。
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背タイトルを含む裏表紙は、背を折り曲げて、最後の折り丁に、これも和紙の足で貼り合わせます。
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2枚の紙を一折りした(8ページ)白見返しを、最初と最後に付け加えます。

by atelieralde | 2014-04-07 00:46 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

ルリユール講座

ルリユール講座 / 綴じ付け製本

1. 製本する本の下準備について

ブロシュールと呼ばれる仮とじの本を使います。天と前小口はアンカットの状態のものです。
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アルフレッド・ミュッセ「ポエジー」 挿画:A.-E. Marty
Edition: Art H.Piazza 1932年 894番
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奥付けを見ると、この本は 2250部刷られ、それぞれに番号が付けられています。
1番から50番までが局紙に刷られ、本文と独立した別紙として多色と一色の版画一葉が付けられています。51番から250番までは、リブ(コットン)紙に印刷され、版画が一葉付けられ、251番以降2250番までは安価な流通版として、独立した版画はなく、本文はヴェラン紙に刷られたということがわかります。これは894番なので、251番から2250番までの廉価版仕様の中のものだとわかります。
ルリユールは、このような仮とじ本(もしくは未綴じ本)を1冊ごとに製本する技術として発展してきました。
製本前の下準備について学ぶには適当であると思われるので、この本を用いて製本をしていきます。見たところ表紙カバーには破れがあり、修理も少し必要になりそうです。

by atelieralde | 2014-04-07 00:17 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー

アトリエ・アルド製本教室 4月から新講座が始まります

4月からのプログラム
ルリユール講座に加えて、「中世の製本」講座を開講します。
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11世紀から12世紀にかけて修道院で作られた「ロマネスク時代」の製本をとりあげ、中世から15世紀までの「かがり」のヴァリエーションと綴じ付けの工程を実習します。
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「ルリユール講座」には、現代製本の「プラ・ラポルテ製本」と「ランゲット製本(足付き製本)」が加わります。
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受講ご希望の方は3月末までにお申し込みください。
Mail : fichi#axel.ocn.ne.jp
*お手数をおかけしますが、#を@に変えて送信してください。

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Alphonse Daudet : Lettre de Mon Moulin (ルリユール講座 仮綴じ本の見本)

by atelieralde | 2014-03-13 12:42 | 製本教室

『マッピー』用ボーダー