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パピルス紙制作2のその後

別の曜日に、教室でまたパピルス紙制作を続行する。ハガキサイズを1枚作ったら、もう短い欠片しか残っていなくてハガキさえ作れそうにない。捨てるしかないかなあ、後ろ髪引かれるけど、と思っていたら、いつものように、Hさんのもったいない精神が発動されて名刺サイズで作ることになった。
ハギレを集めて、4枚分できた。(下の画像は、一度軽くプレスを掛けただけの状態で乾燥していないもの)
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Hさんはこれにカリグラフィーで文字を書くと言う。コプト文字など書くと面白いかもしれないと。なのでコプト文字について知っている限りの事をしゃべる。私は何種類かコプト文字をダウンロードしてるので。
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さらに欠片を拾い集めて、これにも文字入れるそうだ。
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残りの欠片も拾い集めて、ファイバー作家のOさんのための資料とする。
ここまで使い切りました。終了!
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このようにパピルス作りをしてるのは、雪嶋先生の西洋古版本講座でごいっしょしているKさんからパピルスの苗をいただいたからです。今、パピルスの収穫期ということもあって、西洋古版本講座の生徒の間で(のみ)パピルス紙作りが流行っているようです。
雪嶋先生の西洋古版本講座は、インキュナブラから1830頃までの手引き印刷機による本を研究対象としてるので、古代の書物の紙であるパピルスは直接的には関係ないのですが、まあオフ会では死海文書の話なども出たりするので、まったく関係ないとも言い切れないかも。
Kさんは神戸パピルス研究所というところから種を入手して、毎年作っておられるようです。発芽させるのはなかなか難しいようだけど、Kさんは農学部出身なので、パーフェクトな苗の状態でみんなにくださったので、なんとか私も栽培できたという次第です。苗から育てて収穫して紙にすることができて、ほんとに作った気になれました。
by atelieralde | 2011-10-16 17:28 | パピルス栽培日誌

本を巡る:ルリユール工房の日々


by atelieralde
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